50% of her diary
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9/14の雅バースデーから9/18の5日間、池袋の東京芸術劇場で"独奏会"が行われた。
いつもと全然違う会場。初めての独奏会というスタイル。
「きれいなかっこして来て」ということで、おめかしして臨んだ。
そのうち一日は着物(ヴィジュアル系)も着ちゃって気合を入れた!
9/14は抽選で当たったファンを無料ご招待。
自分の誕生日なのに気前がいい。
なんて余計なことを考えていたのも束の間、超ー芸術的なステージが繰り広げられた。
独奏会、百万石の頃でも完璧だと思ったのに、はるかに超えていた。
gigpig周りに色々増えてて、タッピング奏法も手元が何やってるか全然見えないくらいの神業だった。
ギグピグも雅も大きくなって登場、って感じ。
色々な奏者とコラボレートして、次々と新しい試みを具現化していく雅に会場は…「ポカン」
あまりにも凄すぎてポカンとしてしまった!
そんなこんなで初日も終わりに差しかかった時、雅から今後について告知があった。
ちょっとアメリカ行ってくる。
SHOXXのインタビューでも国外逃亡とか、あとは若いもんに任せたとか言ってたから、いつもの「ちょっくら行ってくる~」では済まないだろうと思ってたんだけど、
国内での活動を少しの間休止するらしい。
うわ~ん。
独奏会の感動より正直、この言葉の方が重くのしかかる。
放心状態のファンもいた。私もしばらく席を立てなかった。
今回の独奏のタイトルもindividualism(個人主義)だし。
黒いスクリーンに白い文字が浮かび上がる。
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人は皆、一人である。
生まれ、そして死ぬその時まで、一つの個体である。
甘えや弱さ、格好悪いところも自分は全て知っている。
自分の人生、決めるのも自分自身。
人生はひとり旅である。
誰もかわりに生きてはくれない。
だからこそ、その中で己とどう向き合えるか、己をどれだけ愛してやれるか。
自分も愛せない奴に愛されても誰も嬉しくなんかない。
孤独を恐れるな。
孤高を楽しめばいい。
そして
愛してくれ、
愛してるから。
独奏家~雅~
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これからの5days、雅を目に焼き付けておこうと思った。
そして、雅をしっかり送り出そうと心に決めた。
9/18が終わったら、自分が地に足をつけて歩めるように。
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3ヶ月連続リリース第③弾。
3rdアルバム【雅-みやびうた-歌】~独奏~ が発売された。
このジャケ写。
I am visual-kei. と言い切っちゃってます。
さすがです。
そして音楽。
雅歌は「がか」とも呼ばれ、聖書にある言葉で、男女間の恋を歌っているものだそう。
雅はデビューの頃からこの言葉でアルバムを作りたかったのだけど、まだ時期尚早だと判断し、愛の歌を歌えるようになるまであたため続けてた。
だから収録曲もさまざまな男女の愛を歌ったものが多い。
スタイルは独奏。
本人「弾き語りに毛がはえたもの」とか言ってるけど、謙遜しすぎです。
アコギなのに物足りなさを感じさせない、むしろ新しい感覚。
曲調も全部違って、いろんな国の楽器が入っている感じ(表現乏しくてスイマセン)。
アコギV-rockって定義するよりは、ビジュアル系の枠を超えて、ワールドワイドな、新しい可能性を持ったアルバムだと思う。
で、ギター、もの凄く上手くなってます。
どこまで上手くなっちゃうの?って聞きたくなるくらい。
これが本物のギターサムライですね。
-収録曲----------------------------------------------
1.自己愛、自画自賛、自意識過剰(Instrumental)
2.Selfish love -愛してくれ、愛してるから-
3.プリーズ、プリーズ、プリーズ。
4.Dear my love...
5.僕は知ってる。
6.How to love
7.バカな人
8.君にファンキーモンキーバイヴレーション
9.We love you ~世界は君を愛してる~
10.“愛してる”からはじめよう
11.自己至上主義者の成れの果て(Instrumental)
【Non-secret track】Are you ready to love ?
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特にselfish love、PVも弾き方もむちゃくちゃカッコイイ。
「おまえら全員俺が愛してやるぜ。」なんて言っちゃってます。
シンプルで渋くてビジュアル系でファンキーで…
とにかく他で見たことがありません。
あとプリーズ、プリーズ、プリーズ。
終わってしまう恋にすがりつく女の人の詩。
メロディーも歌う雅の声も、すごく切ない。
この二曲が第一印象からすごく気にいった曲。
でも他の曲も一発で覚えちゃったくらい、それぞれ個性がある。
これからもっと聴きこもうっと。
9月はですね。
9/13 雅3rdアルバム【雅-みやびうた-歌】~独奏~ 発売
9/14 雅誕生日&バースデーライブ
9/15-18 雅25周年記念公演 東京芸術劇場5days
とミヤビ月ですね。
今年はHYDEが夏(FAITH沖縄ファイナル野外ステージで井上陽水の少年時代歌ったらしい!)で9月が雅で10月はラルク、というようにライブづくし、貯金がものすごい勢いで減るのも当たり前~~(はい、反省してます)
ということで9月は雅を語ろう月間にすることにした(はい、毎回強引です)。
雅を知ったのは、hideの会報で。
入ってるな~(タトゥー)開いてるな~(ピアス)、う~ん…かっこいい。
それからアルバム(雅-miyavi-主義)購入。
いきなり阿呆祭りの超キャッチーに面食らい。…お、おもしろかっこいい。
そのまま過去のアルバムをさかのぼって購入。
試験管ベイビーのインダストリアルな世界に魅せられて。…コワカワイイ。
で、トメとジュリーに出会う。
ト○とジェリーの世界の二匹の気持ちを見事に描写していて。小さい頃ト○とジェリー楽しみに見ていた気持ち、そして大人になって忘れていた感覚を、雅は今も持っていて。この人絶対優しい人だって思った。愛されて育ってきたんだなって。
日本のロックの新世代を代表するような、カッコイイ曲も作るのに、こんなにかわいい歌も作る雅。
しかも男女間の愛がよくテーマになる昨今の音楽業界で、テレビのキャラクターに対してこんな優しい詩がかけるのって、天才だって心から思いました。
かわいくてロマンチックで大好きな曲です。
武道館で「限りある時間の中、限りない夢を見ようゼ、ジュリー。」というメッセージの後に演奏した曲です。
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トメとジュリー(Music/Lyrics 雅)
ちょっぴり背の小さなイタズラ好きのおチビさんに、ドジでマヌケなお兄ちゃん。
J:「いつも悪戯してごめんね…ママに内緒で大事にしてた大好物のチーズあげるからさ、許してくれないかな…?」
Hey, ready or not, here I come...さぁでておいで
鬼さんこちら"おなか"の鳴る方へ
Are you ready もういいかい? No, not yet まぁだだよ
頭隠しても"しっぽ"がみえてるよ
Hide - and - seek in my remembrance.
(いつもドンチャンやってさ、ケンカしてばっかだけど、
今度、お前元気んなったらもう、いじわるしたりしないから。
いつもは照れくさいからこんな事言わないけど、
オレ、もしお前に何かあったら絶対守ってやっから。
だから…。)
T:「パパに秘密で隠しておいた、お気に入りのガラクタあげたなら、はやくよくなるかな…?」
A view of life as something transient and empty.
おどけて、はにかんで、ヤンチャばっかして
「おもいで」があたまのなか おいかけっこして
おどって、はしゃいで、おじぎして
んで「なみだ」とじゃれあうの。
Hide - and - seek in my remembrance.
またいつかできるかな、できるよね?
鬼ごっこも積み木もお留守番も、全部しよう。
いっぱい、いっぱい遊ぼう…
だから…。
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本日【MYV☆POPS】発売。3ヶ月連続リリース第②弾。
ベストアルバム的2ndAlbum。
別名、勝手にグレイテストヒッツ。または商業用mix。
本人いわく、このアルバムがあったから第③弾9/13リリースの【雅-みやびうた-歌】~独奏~に行くことができたらしい。
いつも言う話だけど、雅は出すアルバムごとに「これ、同じ人が作ったんですか?」と聞きたくなるくらいカラーが全然違う。
ライブも「これ、同じ人ですか?」ってくらいぜんっぜん違う。
その中でこのアルバムでは初の試みでもあるpopsに取り組んでいるのだけど、一曲一曲がこれまたがらりと違う。PVもコスプレですか?ってくらいに違う。
-収録曲----------------------------------------------
1. Are you ready to ROCK? -Rhythm Battle MIX-
2. 結婚式の唄
3. セニョール セニョーラ セニョリータ
4. Gigpigブギ
5. Dear my friend -手紙を書くよ-
6. 愛しい人(ベタですまん。)-2006 ver.-
7. 君に願いを
8. We love you~世界は君を愛してる~
9. ピースサイン
10. 俺達だけのファイティングソング(通称:ネバギバ)
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おもだったところを軽く説明すると(また勝手に)
Are you ready to ROCK
アコギをドつきまくって「Rockしてぇんだろ?」って言っている
次のアルバムを示唆している
(ストリートライブ的)
結婚式の唄
結婚式に贈る歌
(新郎と元彼一人二役やっててタキシード着てます)
セニョール セニョーラ セニョリータ
叶わない恋をした吸血鬼(蚊)の葛藤
スペイン的なんとかコルテス?みたいな、、、ダンスナンバー
(血も滴る吸血鬼でちょびヒゲついてます)
Gigpigブギ
ロケンローなブギでカモン!言ってるし
(リーゼントにバイク)
Dear my friend -手紙を書くよ-
この上なく爽やかな旅先で手紙書いてる感じ(ってそのまんまやんけ!)
(何のコスプレもしてない。パーカーにキャップの雅、offっぽいけどこれもonらしい)
愛しい人(ベタですまん。)-2006 ver.-
名曲。独特の素朴な声と話しかける詩があって。すごくいい詩。昔のバージョンもアコギバージョンもいいです。
(汚れた赤ん坊を抱きかかえた中性的なマリア様?に赤いバラ)
君に願いを
他の仔雅がgirls, be ambitious以来の名曲って言ってた。今はいない「君」にあてた歌。静と動。星みたいな歌。
(月明かりでパジャマの雅が屋根で歌っている、その後髪を振り乱して裸足でギターをかきむしる)
!!!…おもだったところと言いながら全部話そうとしている!!
ええと、残り三曲はPVもないから説明控えるけど、商業用に(初めにお題目ありきで)作った歌とか。(だから商業用mixだと言う訳ですね。)
と、はっきり言っちゃう雅。
こういう取り組みも初めてだったから勉強になった、といつでもぶっちゃけストイック。
私はこのアルバムで特に好きなのが、セニョセニョとDear my friendと愛しい人とキミネガ。
そして!このアルバムについてた雅25周年記念ライブ無料ご招待に当たった!
ひゃっほう♪
曲を好きになる時って、私の場合、初めはメロディーとかサビから入る。
次に詩を歌詞カードでよ~く読んで感銘を受けてもっと好きになる。
そしてその歌詞がずっと心に残っていたりする。
メロディは好きでも歌詞はあまりピンと来ない曲もあるといえばあるけど、少なくともhideと雅とラルクの作る曲はメロディも歌詞も両方スバラシイ!
(そしてビジュアルも↑↑↑ヤバイってくらいにカッコイイ!!)
曲も詩も独特の三人らしさがある。
ということで今日はそんな三人の作る詩を勝手に比べてみる。私見でスイマセン。
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(1)落ち込んだ時に響いた歌詞
hide:
意識のパイプは断たれたままで 十字を切れ
君の思い通りの花を咲かせよう
むしり取られ 枯れる前に
「DICE」
雅-miyavi-:
この穢れた手でよければいくらでもさしのべてあげる
道標なんていらないから、目つむったまま一緒に歩こう。
「Girls, be ambitious.」
HYDE(ラルク):
深い痛みはとれないけど そんな哀しい目をしないで
かわいた風をからませ あなたを連れてくのさ
honey so sweet 信じてほしい この世界が嘘でも
「HONEY」
例えば自分を見失いそうになった時、hideは例え摘み取られたとしても自分の思い通りの花を咲かせようと言い、雅は怖くても一緒に歩こうと言い、HYDEは痛くても信じて連れて行くからと言う。
(2)自分のことも話している歌詞
hide:
僕の瞳は 君を見ているか
君には僕が見えているか
僕には僕が 見えない
まだ 君の詩(うた)は聴こえない
「TELL ME」
雅-miyavi-:
愛しい人 「貴方の為なら死ねる」じゃなくて
「貴方の為に生きる」事にしたよ
もちろん貴方もご一緒に。この先も、その先も。
もっと自分愛してやりなよ、僕はその余った分でいーから。
「愛しい人(ベタですまん。)」
HYDE(ラルク):
もどかしさに じゃまをされて うまく言えないけど
たとえ終わりがないとしても歩いてゆけるよ
「あなた」
hideは「僕」も「僕」の歌を歌うから「君」も「君」の歌を歌ってと言い、雅は「貴方」と一緒に生きていこうと言い、HYDEは「あなた」がいるから歩いていけるよと言う。
(3)空を題材にしたまぶしい歌詞
hide:
降りそそぐ悲しみを その腕の中に抱きしめて
枯れるまで踊るだろう
全て受けとめて この空の下で 君が笑う
「MISERY」
雅-miyavi-:
目をとじれば青空(blue sky)
手をのばせばそこに自由(free)
曇りのち雨の日も 虹にのって出かけよう
雲の上は晴れてるさ
「Freedom Fighters-アイスクリーム持った裸足の女神と、機関銃持った裸の王様-」
HYDE(ラルク):
たとえこの身体(からだ)がいくら燃え尽きても良いさ
君に捧ぐなら
大空へと僕は真っ白に舞い上がり 守ってあげる
「Link」
空に対して、hideは大空の下で笑っている「君」を思い、雅は目を閉じればすぐそこに青空はあるよと言い、HYDEは大空から守ってあげると言う。
(4)おもしろ系歌詞
hide:
指が震えて 舌も回らないけど 純度180%の 人間火炎瓶
町から町へ 店から店へと とどまるところを知らぬ アルコール・ジプシー
日本酒、バーボン、ビールにアブサン、焼酎、どぶろく、テキーラ
なんでも来い 酒もってこい
いまさら病院怖くて 酒が呑めるか
それなら産婦人科で 宴会しようか
「D.O.D.(DRINK OR DIE)」
雅-miyavi-:
・・・手抜いてんだよ、共食いかよ、ハゲじゃねーかよ、ハゲ。
全部嘘さ。このサンシャインが。
「嗚呼、悲しきかな雇われ身のブルース」
愛しい人・・・大丈夫、淋しくなんかないでしょう
だって貴方が淋しい時、僕も淋しいんだよ?
うそピー
「愛しい人(ベタですまん。)」
HYDE(ラルク):
(なし。いつでも二枚目だから。)
はい、ここからはちょっとそれますかね。hideのお酒に対する乱れっぷり、雅のオヤジに対する毒舌っぷりとファンに対する上げて落とすワザがうかがえます。ラルクは常に二枚目路線なのでおもしろ系はないですね。
(5)エッチ系歌詞
hide:
You're beauty queen of love
I'm stupid slave of love
I kiss on your Knees
Let me do what you want
君のオモチャにさせて
「Beauty & Stupid」
雅-miyavi-:
おっさんおっさん俺なんぼ。×4
「なんぼのもんじゃい。」
「おっさんおっさん俺なんぼ」
ken(ラルク):
深く噛んで 今捕らえているよ 抱きあい酔おう
溢れ出してく僕を 残さず飲み干して 溶けていよう
揃う呼吸から 今宇宙までゆくよ 壊すほどに
優しく誘い出して 君の奥へゆこう 全てあげよう I'm a lover boy
「Lover Boy」
hideはいい女に翻弄される弱さがセクスィーです。雅はこれはそういう意味じゃないのかもしれないけど、そうやってこっちが迷うことも計算に入っている小悪魔的な感じ。kenはHYDEにこんなことを歌わせたのね、しかも超~似合う!というサディズムがいやらしい。
(6)独自性が光る歌詞
hide:
Doubt Doubt Doubt you 夢で殺したお前笑ってた
洒落たおべべのテクノしゃれこうべ
ロマンチックにガキの戯言さ
同じムジナと思ふ事なかれ
Doubt Doubt Doubt you 肉を斬らせて骨も断たれた
四面楚歌でも気付きゃしねえぜ
頭の中の双子が叫ぶ
コッパミジンのカオスをノドに詰め込め
「DOUBT」
雅-miyavi-:
マイナーコードの3度を上げて皆で唄おう鎮魂歌
「POP is dead」
くらえチョーキング奏法!!!ほらこいよ、さぁbring on
もぅノリノリよ。
「ロックの逆襲-スーパースターの条件-」
I am a Rock.
「ROCK'N'ROLL IS "NOT" DEAD」
「Rock is deadさ。」なんて軽々しくほざくテメェこそdeadだ。
「ガリ勉ロック」
HYDE(ラルク):
切ない人よ 叶わぬ願いよ
なぜこの胸から愛は生まれていく?
咲き乱れた花は揺れて
沈んだ大地に降り注ぐ
「虹」
他にもたくさん三人の独自性があるのだけど、ここは代表曲で比べてみる。
hideは本人もアンセムだと言った「DOUBT」。最高にかっこいいインダストリアルロック調の旋律に合わせ、“ウマイ!”と言いたくなるような言い回しをふんだんに使い、狂気な怒りを見せている。
雅はメジャーデビューシングル、「ロックの逆襲-スーパースターの条件-」などで元ギタリストならではの専門用語や独特の口語調の歌詞が新鮮。またロックだぜ!と言い放っちゃうところがカリスマ性を見せている。
そして「虹」でHYDEは、その誰にも真似できない美しい詩で、綺麗な風景を見せてくれる。
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と、やっぱりこんなに長く書いてしまった・・・一晩かかりました。
うーん、まだ紹介したい色んな曲があるのだけど、また考えがまとまったらにします。
乱筆失礼いたしました。