50% of her diary
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雅-miyavi-をたどってみよう!②(メジャーデビュー)
武道館のインディーズラスト後、2004年10月20日、「ロックの逆襲-スーパースターの条件-」でメジャーデビュー。
popjamにもこの歌で初登場。(その時の映像はコチラ)
色んな音楽を聴いてきた雅。その後にV-rockを知る。
お化粧しちゃうスタイルも、独特な音楽にも衝撃を受けたらしい。
X-japanを筆頭にV-rockが大ブレイクした時代はまた来る!そうそう遠くない、と雅は考えている。
(私もそう思っている)
で、あえてデビューにロックの逆襲というタイトルを持ってきた。
宣戦布告してます。詩の言い回し(?)がおもしろい。
おどけながら実に攻撃的です。
超~ロックです。
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ロックの逆襲
-スーパースターの条件-
(Music/Lyrics 雅)
エレキしょってシャウトかましゃ、いつでもどこでもギターヒーロー
カメラの前でワンポーズ決めりゃ、誰でも彼でもスーパースター
ホウキもってイメージできりゃ、いつでもどこでもギターヒーロー
鏡の前でヘアースタイル決まりゃ、誰でも彼でもスーパースター
金持ちたい/女抱きたい/有名になりたい/成り上がりたい
なら拳上げろ。Put your hand up!
War,War,War!
きなよ、さぁbabyナウ。
くらえタッピング奏法!!!
ほらこいよ、さぁbring on
もぅノリノリよ。
Ha-ha
Youngsters, rock' n' rolling frantically!
こっから抜け出したい/どっか飛びだしたい/自分変えたい/でも自分でいたい
なら旗あげろ。Raise your flag!
War,War,War!
きなよ、さぁbabyナウ。
くらえタッピング奏法!!!
ほらこいよ、さぁbring on
お見舞いするぜ?
きなよ、さあbabyナウ。
くらえチョーキング奏法!!!
ほらこいよ、さあbring on
おっぱじめよーぜ。
もぅノリノリよ。
Ha-ha
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5daysが終わってもう一週間。
毎日忙しく過ごしているけど、時々あの日の事を思い出す。
今頃LAかな。誕生日前に行きたかったとか言ってたし。
で、空見ちゃったりして。
ま、今月は勝手にミヤビ月なので、ここでさらっと雅の軌跡を4回にわたり(さらっとじゃないか)振り返っていこう思う。
雅-miyavi-をたどってみよう!①(インディーズソロ時代)
due le quartz 解散後、ソロでインディーズチャートの首位を独走していた雅。
ギターをしばらく禁止したり、石原軍団(バックバンド)とライブ活動をしていた。
打ち込み系のインダストリアルロックがカッコイイ。
詩はおとぎ話や動物、子供(赤ちゃん)が主人公だったりして、それでいてずばっと斬っていて言い回しもカッコイイ。
インディーズラストの武道館(2004年8月31日)でギターを解禁。
このライブの最後にメジャーデビュー(とアイプチデビュー)を告げる。
ここで一番初めに演った曲が「一匹狼論」。
とにかくカッコイイ。
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一匹狼論(Music/Lyrics 雅)
ひとりでできるもん。
ヘイ、そこの狼少年、ちゃんと○○○ついてんのか?
ホラ吹いちまったって、実現りゃいーじゃねぇか。
有り体、如何体、是体=世間体。
今更、別に守るもんもねえんだろ。
なぁ、そこの赤頭巾ちゃんよ、君のばあちゃんもう死んでるよ(ガビーン)
ツラの皮ひとつで、「ハイ、信じたあんたがバカでした。」
人間不信、猜疑心、警戒身?
その前に、まず自分信じてあげなよ。
un loup deguise en brebis
一人がすきって訳じゃない。孤独がすきって訳じゃない。
誰にも
好かれないですむから。愛されないですむから。
孤立を楽しみましょう。マハリクマハリタ
孤高を堪能しましょう。ヤンバラヤンヤン
狼なんて怖クない怖くナイノ…。怖くないっタラ怖くない。
だっテ母さんヤギがネすぐニ連れダしてくレるんだもノ。
帝王切開で。
デタクモナイノニ。
独りがすきって訳じゃない。孤独がすきって訳じゃない。
誰にも
好かれないですむから。愛されないですむから。
傷つけないですむから。誰も彼も。彼も。彼らも。
「独立不慙干影」是、独弦哀歌也
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17日までは、めそめそしていたけど、18日は笑って見送るぞと気合を入れて参戦。
会場全体も同じ想いで一つになっていたと思う。
---------18日セットリスト(ところどころ自信ないです)-----------
Selfish love
自己至上主義者の成れの果て(Instrumental)
GigPigブギ
Are you ready to ROCK?
How to love
僕は知ってる。
君にファンキーモンキーバイヴレーション
プリーズ、プリーズ、プリーズ。
(未発表曲)
(未発表曲)
♪の手紙"ONPU-NO-TEGAMI"
あしタ、元気ニなぁレ
(即興)
俺達だけのファイティングソング(通称:ネバギバ)
不眠症の眠り姫
自己愛、自画自賛、自意識過剰(Instrumental)CM
Are you ready to love ?
We love you~世界は君を愛してる~
“愛してる”からはじめよう
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久々に、ここからはドキュメンタリー形式(長!)でお楽しみください。
真っ暗なステージと会場を隔てる薄いスクリーン。
「individualism」の文字が浮かび上がる。
「…孤高を楽しめばいい。そして 愛してくれ、愛してるから」でスクリーンの向こうに雅が現れる。
開演前から緊張しまくって、雅が現れてすぐに泣いちゃう子もいた。
実は私もだったりして。もう初めから感極まってました。
狭い高台の上でギターをしばきまくる。
不敵な笑みを浮かべて。
靴とギターがミラーボールのように光る。
Selfish love。「お前ら全員 俺が愛してやるぜ。」
エゴイスティックな夜が始まった。
instrumentalもgigpigブギもアコギ一つでこんなにカッコイイなんてびっくり。ギターかきむしりながら踊っちゃうのに、声もギターも乱れない。プロ魂。なんて器用なんだろう。どれだけ練習したんだろう。ここまで来るのに。
How to loveではタップダンサーと凄く早いリズムでコラボ。
タップダンサー、この一曲で寿命縮まるんじゃないかってくらい早いタップ。しかもバッチリ息が合っていた。恋に翻弄される詩と操り人形のように滑稽なダンスが合っている。靴のすれる音もドラムにはない効果なので、新鮮だった。タップがパーカッションになるなんて!
僕は知ってる。は一人で弾き語り。詩がコーヒー屋さんの恋物語で、お話の世界に入り込んだ感じ。ここでは一転して優しいギター。でも難しいことやってる。指を弦にあてるだけで鳴る何とかっていうテクニックとか。ギターやってる人なら高度なワザの連発に目を丸くすると思う。
君にファンキーモンキーバイヴレーションはヒューマンビートの人とコラボ。ヒューマンビートの人のリズムのとり方がかわいかった。黒スーツに白い帽子、白い靴がかわいかった。でもセッションはもの凄くカッコイイ。迫力があったし一番息が合ってたと思う。雅もずっとその人のこと見てて、すごく楽しそうだった。コラボちょーたのしーって顔に書いてありそうだった。
プリーズ、プリーズ、プリーズ。では唯一の女性パーカッションとコラボ。オンナゴゴロを表した切ない詩に女性パーカッションってところがにくい演出。初め彼女に戦いを挑んでいるギター侍に見えた。でも、彼女と向き合って、近寄ったり離れたりして訴える雅。「バカだって事ぐらいわかってる、わかってるから もう少し、もう少しだけバカな娘でいさせてよ」この曲好きだ、と再認識。
タイトルの付いてない曲を二曲。
一つはスクリーンに映し出されたギター雅とステージのボーカル雅がコラボ。毎回どっちを見ていいのか焦る。キョロ度数アップ。渋い。会場に訴えかける様に歌う雅。歌も上手くなって、「どうしてこの人はこんなに急速に複数のことが上手くなれるんだろう。」と思う。
こんなに色んな人とコラボしてるのに、どれもステージとして見劣りしない。どの相手も表現者として一流だからだろうし、それを引き出して自分のものにする雅の芸術性に脱帽。
芸術的な独奏会。音楽史に載せてほしいくらい。
(褒めまくってます。)
未発表曲のあとはなんと!5日目にして初めてのピアノ弾き語り。
その曲は…
♪の手紙
雅のピアノ演奏を初めて観たので感動した。
ここまでずっと雅歌やMYV★POPSだったのにいきなりインディーズ時代の名曲を演奏するなんて。
しかもこんなに上手いし!泣けといっているようでした。
綺麗なメロディーに浸っていると!!
「そして、僕達は、変わる事なく、変わり続けるのだろう」
と語った雅。
あしタ、元気ニなぁレだった!
これもインディーズ時代の名曲。
このタイミングで歌われたら泣くしかありません。
「いつもここに居るから」
確実に半数以上が泣いてました。
そのあと「泣くなよ~」と笑って手でジェスチャーする雅。
きっと、泣かせるつもりだったに違いない。
雅:「え~この会場は基本全席立ち見禁止で…」
の合図に全員立ち上がる。
「ロックしてぇか?」
もう座ってはいられない。
こんなに泣いてしまったら残りは跳ぶしかない。
ネバギバ、不眠症の眠り姫、Are you ready to love 。
アコギなのに芸術劇場なのに、ライブハウスになってしまった。
「跳べ!」
ドレスもヒールもお構いなしに、一丸となって縦ノリ。ヘドバン。
すごくすごーく盛り上がった。いや~楽しい!
雅:「俺のこと好き?」
(会場のスキーに対し)
雅:「じゃあ隣の人と手をつないで」
We love you ~世界は君を愛してる~が始まった。
ここで会場からサプライズが!
「we love 雅」と書かれた赤いハートの紙を800人が掲げて一緒に歌った。
雅:「おっスゲー。超キレイ」
その後。雅コールが鳴り響いた。こんな声、ラルクの7days以来。
終わりに近づいてるから、終わってほしくないから。
それをうつむいてじっと聞いている雅。
「もっと聞かせてよ」
800人全員が叫んでいるような、すごい声。
ずっと止まらなかった。
「雅、ありがとう」
「雅、愛してる」
「雅、大好き」
「雅、行ってらっしゃい」
雅:
「この5daysを通して自分に足りないものがわかった。それは愛でした。
独奏というスタイルで一人片意地はって頑張ろうとしてたけど、結局一人じゃないんだってわかった。
このライブ、全然どうなるのか見えてなくて、心配で眠れない日もあった。でもこうやって5日間やってきて、オレ間違ったっていいと思った。それでもメンバーが何とかしてくれる。すごいそれで楽になった。失敗していいんだよね。それは失敗じゃないんだよね。何でかっていうと、スタッフや、メンバー、ファンの皆が時間を割いてここに集まってくれた時点で、成功なんだよね。ありがとう。愛してるぞ。」
最後の曲、"愛してる"からはじめよう
途中で雅「ありがとう」をたくさん言ってた。あと「みんなも頑張れよ~」と。
幕が下りた後、もう一つ会場から雅へサプライズをした。
Dear my friend大合唱。
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Dear my friend
空を見なよ、僕らは同じ空を見てんだ。
遠く離れてても 同じ地球(せかい) 同じ世代、
海と空の様に僕達もどこか繋がってられたなら
Dear my friend
この雲を辿っていけば君の街へ続いてるのかな
…
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ボロ泣きしたけど笑って送り出した。
みんなそう。
サプライズ企画してくれた人、ありがとう。
それを聞いて手伝った人もありがとう。
参加した人もありがとう。
みんなの想いは一つ。
行ってらっしゃい~雅!
全員でこんなにまとまって元気に送り出せてよかった。
隣の人とも手を繋いで、一緒に歌っただけで、同じ願いが叶えられただけで、幸せだった。
幸せって自分で作り出せるんだ。
それを教えてくれた。
そして、歌は人と共に成長していくと思った。
We love you ~を聴くと今でもあの時の光景が目に浮かんで幸せな気分になる。
いやぁ、音楽って本当にスバラシイですね。
…と、実は幕が下りた直後、ドンのおじさんからアナウンスが。
ドンのおじさん:(はいドン)告知はありません
(会場「エー」)
ドンのおじさん:本人が伝えた通り、雅の今後の予定は未定ですが…
ただ一つ言えることは…
「来年あの思い出の場所で会いましょう」
ひゃっほう!!!
来年までバージョンアップ仔雅になって
ものすごい笑ってライブ参加するぞ!暴れるぞ!はっやっぞ!
(仕事もばっちりがんばるぞ!)
という目標ができました。えへ。
お騒がせいたしました。
9/14の雅バースデーから9/18の5日間、池袋の東京芸術劇場で"独奏会"が行われた。
いつもと全然違う会場。初めての独奏会というスタイル。
「きれいなかっこして来て」ということで、おめかしして臨んだ。
そのうち一日は着物(ヴィジュアル系)も着ちゃって気合を入れた!
9/14は抽選で当たったファンを無料ご招待。
自分の誕生日なのに気前がいい。
なんて余計なことを考えていたのも束の間、超ー芸術的なステージが繰り広げられた。
独奏会、百万石の頃でも完璧だと思ったのに、はるかに超えていた。
gigpig周りに色々増えてて、タッピング奏法も手元が何やってるか全然見えないくらいの神業だった。
ギグピグも雅も大きくなって登場、って感じ。
色々な奏者とコラボレートして、次々と新しい試みを具現化していく雅に会場は…「ポカン」
あまりにも凄すぎてポカンとしてしまった!
そんなこんなで初日も終わりに差しかかった時、雅から今後について告知があった。
ちょっとアメリカ行ってくる。
SHOXXのインタビューでも国外逃亡とか、あとは若いもんに任せたとか言ってたから、いつもの「ちょっくら行ってくる~」では済まないだろうと思ってたんだけど、
国内での活動を少しの間休止するらしい。
うわ~ん。
独奏会の感動より正直、この言葉の方が重くのしかかる。
放心状態のファンもいた。私もしばらく席を立てなかった。
今回の独奏のタイトルもindividualism(個人主義)だし。
黒いスクリーンに白い文字が浮かび上がる。
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人は皆、一人である。
生まれ、そして死ぬその時まで、一つの個体である。
甘えや弱さ、格好悪いところも自分は全て知っている。
自分の人生、決めるのも自分自身。
人生はひとり旅である。
誰もかわりに生きてはくれない。
だからこそ、その中で己とどう向き合えるか、己をどれだけ愛してやれるか。
自分も愛せない奴に愛されても誰も嬉しくなんかない。
孤独を恐れるな。
孤高を楽しめばいい。
そして
愛してくれ、
愛してるから。
独奏家~雅~
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これからの5days、雅を目に焼き付けておこうと思った。
そして、雅をしっかり送り出そうと心に決めた。
9/18が終わったら、自分が地に足をつけて歩めるように。
3ヶ月連続リリース第③弾。
3rdアルバム【雅-みやびうた-歌】~独奏~ が発売された。
このジャケ写。
I am visual-kei. と言い切っちゃってます。
さすがです。
そして音楽。
雅歌は「がか」とも呼ばれ、聖書にある言葉で、男女間の恋を歌っているものだそう。
雅はデビューの頃からこの言葉でアルバムを作りたかったのだけど、まだ時期尚早だと判断し、愛の歌を歌えるようになるまであたため続けてた。
だから収録曲もさまざまな男女の愛を歌ったものが多い。
スタイルは独奏。
本人「弾き語りに毛がはえたもの」とか言ってるけど、謙遜しすぎです。
アコギなのに物足りなさを感じさせない、むしろ新しい感覚。
曲調も全部違って、いろんな国の楽器が入っている感じ(表現乏しくてスイマセン)。
アコギV-rockって定義するよりは、ビジュアル系の枠を超えて、ワールドワイドな、新しい可能性を持ったアルバムだと思う。
で、ギター、もの凄く上手くなってます。
どこまで上手くなっちゃうの?って聞きたくなるくらい。
これが本物のギターサムライですね。
-収録曲----------------------------------------------
1.自己愛、自画自賛、自意識過剰(Instrumental)
2.Selfish love -愛してくれ、愛してるから-
3.プリーズ、プリーズ、プリーズ。
4.Dear my love...
5.僕は知ってる。
6.How to love
7.バカな人
8.君にファンキーモンキーバイヴレーション
9.We love you ~世界は君を愛してる~
10.“愛してる”からはじめよう
11.自己至上主義者の成れの果て(Instrumental)
【Non-secret track】Are you ready to love ?
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特にselfish love、PVも弾き方もむちゃくちゃカッコイイ。
「おまえら全員俺が愛してやるぜ。」なんて言っちゃってます。
シンプルで渋くてビジュアル系でファンキーで…
とにかく他で見たことがありません。
あとプリーズ、プリーズ、プリーズ。
終わってしまう恋にすがりつく女の人の詩。
メロディーも歌う雅の声も、すごく切ない。
この二曲が第一印象からすごく気にいった曲。
でも他の曲も一発で覚えちゃったくらい、それぞれ個性がある。
これからもっと聴きこもうっと。